生後5〜6ヶ月頃になると、いよいよ離乳食が始まりますね。
離乳食に使えるお食事エプロンはたくさんの種類が売られていますが、シリコンタイプ、ビニールタイプ、ポリエステルタイプなど、種類が多すぎてどれを選んだらいいのか分からない・・・という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
離乳食用のお食事エプロンは、プレゼントとしても人気が高いですが、せっかくならもらって嬉しい、かわいくておしゃれなものを選びたいですね。
この記事では、使いやすく、しかもおしゃれでかわいい離乳食用のお食事エプロンをまとめてご紹介しています。
1.大きさや素材、形など、離乳食のお食事エプロンを選ぶ時のポイント
1-1.汚れにくい素材のお食事エプロンを選ぶ
1-2.離乳食に使いやすい形のお食事エプロンを選ぶ
1-3.赤ちゃんが気に入る形のお食事エプロンを選ぶ
1-4.季節によって使い分けができるようなお食事エプロンを選ぶ
2. おしゃれでかわいい。おすすめの離乳食のお食事エプロン
2-1. 自宅で使うのにおすすめのお食事エプロン
2-2. 外出におすすめのお食事エプロン
2-3. 使い捨てタイプのお食事エプロン
2-4.様々なシーンで使えるお食事エプロン
まとめ
1.大きさや素材、形など、離乳食のお食事エプロンを選ぶ時のポイント
離乳食を食べる際につけるエプロンは、よだれ防止やおしゃれの一部として使うスタイとは用途が違います。
もちろん同じ物を使っても問題はありませんが、食べこぼしや汁物などの色がついたりして、すぐに汚れてしまいます。
離乳食に使えるお食事エプロンは、食べ物を食べることを想定して作られているので、やはり素材や形が普通のスタイとは違っています。
どんな目線で離乳食用のエプロンを選べばよいか、ポイントをまとめてみました。
1-1.汚れにくい素材のお食事エプロンを選ぶ
離乳食はかぼちゃやにんじん、ほうれん草などをペースト状にした野菜を食べさせます。
このような食材は色素がつきやすく、離乳食が進むとミートソースなどの、汚れを落とすのが大変なメニューも登場してきます。
そのため、離乳食用のお食事エプロンは、ビニール・EVA、ナイロン、ポリエステル、シリコン素材などの、防水・撥水タイプのものが多く使われています。
それぞれの素材の説明を簡単にしてみましょう。
■ビニール・EVA素材の離乳食のお食事エプロン
ビニールはブールバッグなどに使用される素材ですが、スタイによく使われるのはEVA素材。それも、EVA素材単独ではなく、表面がEVA素材、裏面がコットンで作られているものが多いようです。
EVA素材とは、Ethylene-Vinyl Acetate エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称で、ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。ポリエチレンのように塩素を含まないので、焼却してもダイオキシンが発生しません。環境にやさしい素材です。
ビニール・EVA素材の離乳食のお食事エプロンは水分を通さないので、洋服が濡れません。
また、洗濯できるものが多いです。(洗濯表示を確認してください)
■ナイロン・ポリエステル素材の離乳食のお食事エプロン
撥水加工の代表と言えるナイロンやポリエステル素材。
ナイロン素材は、ナイロンの糸を高密度に織った生地のことで、ポリエステル素材は、主に石油など化学的に合成された原料のみから作られる合成繊維です。
少し光沢があり、折り目が付きにくいのが特徴です。傘やウインドブレーカなどにも使われているので、イメージしやすい身近な素材です。
ナイロン・ポリエステル素材は共に洗濯機の使用が可能です。
ただし、繰り返し洗濯すると撥水効果の低下につながってしまいます。
■シリコン素材の離乳食のお食事エプロン
ここでいう「シリコン」とは、正確に言うと「シリコーン」のこと。
高機能ポリマー化合物のことで、天然には存在しません。
形状が極めて多様で、用途も多岐にわたり、いろいろな分野で利用されています。
シリコン素材の離乳食のお食事エプロンは耐寒性に優れていて、冷蔵庫や冷凍庫に保管しても硬くならず、割れることもありません。
耐熱性にも優れ、低い熱伝導率を持つため、食洗機などの使用が可能な材料です。
水分を通さず、汚れても洗うことで簡単に汚れを落とすことができます。(一部、カレーやミートソースなどの色素が沈着しやすいものもあります。)
1-2.離乳食に使いやすい形のお食事エプロンを選ぶ
離乳食に使うエプロンは、ポケット付きのタイプを選びましょう。
離乳食の時期から、3歳くらいまでは子どもは食べ物や汁物をよくこぼします。それらをキャッチしてくれるのがポケット付きタイプのエプロンです。
特におすすめなのがシリコンタイプのエプロンです。
ビニール・EVA、ナイロン素材のエプロンにもポケットは付いているのですが、素材がペラペラだったりするので、うまくポケットが立ち上がっていないと食べこぼしをキャッチできないことがあります。
シリコンタイプの離乳食のお食事エプロンはポケットが立体的になっているので、食べこぼしをしっかりキャッチすることができます。
1-3.赤ちゃんが気に入る形のお食事エプロンを選ぶ
赤ちゃんは帽子やスタイなど、肌に触れるものを嫌がることがあります。
離乳食に使うお食事エプロンも、首に触れる部分がリボンになっていたり、マジックテープやボタンになっていたりします。
それらを嫌がって、泣いたり自分で外したりしてしまうことがあります。
「かわいいからと思ってたくさん買ったら、全部つけてくれなかった」・・なんてこともあり得ます。
嫌がって泣いているのに無理やりエプロンを付けてしまったら、離乳食を嫌いになってしまう可能性があります。
赤ちゃんに合った離乳食のお食事エプロンを探してみてくださいね。
1-4.季節によって使い分けができるようなお食事エプロンを選ぶ
離乳食のお食事エプロンには様々な形があります。首にかけるタイプ、洋服のように袖があるタイプ等のエプロンです。
例えば長袖タイプは洋服や手が汚れなくて便利ですが、夏の屋外で着せてしまうと暑すぎて熱中症になってしまう危険も・・
季節に合った素材や形を選んで、エプロンを使い分けていきましょう。
2. おしゃれでかわいい。おすすめの離乳食のお食事エプロン
それでは具体的に、おしゃれでかわいいおすすめの離乳食のお食事エプロンを紹介していきたいと思います。
使用する場所や、季節などによっておすすめのエプロンも違ってきます。
用途に合ったお食事エプロンを選んでみてくださいね。
2-1. 自宅で使うのにおすすめのお食事エプロン
自宅で使うのにおすすめなのは、シリコンタイプのお食事エプロンです。
食べこぼしを一番よくキャッチできますし、使用後は食器と一緒に洗うことができます。
■ZIGGY Lou(ジギールー)のシリコンタイプのお食事エプロン
スワドルで有名な「ZIGGY Lou(ジギールー)」のデザイナーが、自身のブランドに合わせてデザイン・設計したおしゃれなシリコンスタイ。
「BPAフリー」で赤ちゃんも安心して使うことができます。
出典:Anliette
■mushie(ムシエ)のシリコンタイプのお食事エプロン
「mushie(ムシエ)」はおしゃれなシリコンタイプのエプロンの種類が豊富。女の子に人気の花柄やさくらんぼ柄、男の子に人気の恐竜やロケット船、カラーが豊富な無地など、様々な種類からエプロンを選ぶことができます。
出典:Mushie
■OYOYLivingDesign(オイオイリビングデザイン)のシリコンタイプのお食事エプロン
デンマーク発、機能性・デザイン性・カラー・素材に重点を置いて作られている高品質なライフスタイルブランド。子供向けのデザイン展開もあり、遊び心がたっぷり。
少し間の抜けた用なエプロンは男の子におすすめ。
出典:OYOYLivingDesign
2-2. 外出におすすめのお食事エプロン
外出に持っていくなら、折りたたみが簡単にできるタイプのエプロンがおすすめです。
撥水・防水加工がされたものを選びましょう。
■LIEWOOD(リーウッド)のお食事エプロン
外出時にオススメなのがLIEWOOD(リーウッド)のおしゃれなポリエステル製エプロン。軽量で畳むのも簡単なので、気軽に持ち運ぶことができます。長袖は洋服が汚れるのを高い確率で防ぐことができて便利。袖がない紐のタイプも販売されています。ポケット付きなので、食べこぼしもキャッチすることができます。
長袖
出典:LIEWWOOD
袖なし
出典:LIEWWOOD
■Konges Sløjd(コンゲススロイド)のお食事エプロン
2014年にデンマークで誕生した子ども服ブランドの「Konges Sløjd(コンゲススロイド)」。
バッククロス・リボンタイプなどの、おしゃれなお食事用のエプロンの種類が豊富。
リボンタイプ
出典:KongesSløjd
バッククロスタイプ
出典:KongesSløjd
■Elodie details(エロディー・ディテールズ)のお食事エプロン
ポケット部分に耳が付いていたり、肩口部分のフリルなど、デザイン性のある離乳食のお食事エプロンを取り扱っている「Elodie details(エロディー・ディテールズ)」
デザイン性が高いので「それかわいいね!おしゃれだね!」と言われること間違いなしのエプロンです。
出典:Elodiedetails
■marimekko(マリメッコ)のお食事エプロン
北欧好きなら絶対に知っている「marimekko(マリメッコ)」にも、離乳食のお食事エプロンがあります。
コットン100%の素材にポリ塩化ビニル樹脂加工を施してあり、撥水効果があります。
出典:marimekko
2-3. 使い捨てタイプのお食事エプロン
せっかく外食で楽ができたのに、「帰ってエプロンを洗わないとー」と、そのひと手間がちょっと気がかりになってしまいますよね。
そんなめんどくさがり屋におすすめなのが、使い捨てタイプのエプロン。
食事を終えた後にそのまま捨てて帰ってくることができるので、とにかく楽ちんです。
ところが、使い捨てタイプのエプロンは、デザインが可愛くないものが多いんです。
「捨てるものにそんなにデザイン性を求めても・・」と思われるかもしれないですが、意外とそれが理由で使い捨てタイプのエプロンを選ばないママは多いんです。
そこで、デザインも可愛い使い捨てエプロンを紹介します。
■アンジェスマイルの使い捨てのお食事エプロン
モノトーンが好きな方にはたまらない、グレーの格子デザイン。これならおしゃれママにも納得してもらえると思います。
使い捨てながらもしっかりとポケットが付いているのもポイントです。
出典:Amazon
■moet angeの使い捨てのお食事エプロン
こちらも星柄になっていてシンプルでおしゃれ。
裏面は防水素材の素材を採用しており、赤ちゃんの衣類に汚れが染み渡りにくい構造になっています。
個包装されているので衛生面も考えられたパッケージです。
出典:Amazon
2-4.様々なシーンで使えるお食事エプロン
自宅・外食問わず様々なシーンで活躍するタイプの離乳食用のエプロン。
赤ちゃんが気に入ってくれれば、たくさんのエプロンを使い分ける必要がなくなります。
■OXO Tot オクソートット ロールアップビブ
全ての離乳食用エプロンのいいとこ取りと言われているOXOのエプロン。首にあたる部分が布で、受け皿部分がシリコンなので、首周りに敏感な赤ちゃんにピッタリだと高評価。
シリコンなので洗濯ができないのが難点ですが、中には食洗機で洗浄〜乾燥まで行ってしまうという強者もいました。
出典:Amazon
離乳食の期間は、食べ物や汁物をたくさん零してしまいます。片付けなどを考えるとちょっと憂鬱になってしまいますよね。
お気に入りのお食事エプロンを見つけて、離乳食タイムを少しでも楽しいものにしていきましょう!