出産準備リストに必ずと言ってよいほど記載されているおくるみ(スワドル)
話題になったジーナ式の赤ちゃんの寝かしつけ本でも、赤ちゃんが自分で寝ることができるようになるための方法として、おくるみ(スワドル)の使用を推奨しています。
ところが赤ちゃんを迎えるママたちの中には、おくるみの必要性について悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
使い方が分からない
何枚必要なの?
どんな素材があるの?
いつからいつまで使うの?
などの声を多く聞きます。
筆者は子どもが生まれてから3歳になる頃まで、おくるみ(スワドル)の存在にとても助けられました。
そして、親子でおくるみ(スワドル)の魅力にどっぷりとハマってしまいました。
そんな筆者が、おくるみ(スワドル)の必要性について悩んでいるママたちの疑問に、しっかりとお答えします。
1.おくるみ(スワドル)とは
1-1.おくるみ(スワドル)ってどんなもの?
1-2.赤ちゃんに安心感を与えるアイテムとして使える
1-3.寝かしつけアイテムとして使える
1-4.体温調節の保護として使える
1-5.おくるみ(スワドル)って何枚必要?
1-6.多用途に使える
2. おくるみ(スワドル)の使用期間
2-1.おくるみ(スワドル)の使用開始時期
2-2. おくるみ(スワドル)はいつまで使うのか
2-3. 生後3〜4ヶ月を過ぎたら使えないの?
3.おくるみ(スワドル)の選び方
3-1. おくるみ(スワドル)を素材によって選ぶ
3-2. おくるみ(スワドル)を形によって選ぶ
3-3. おくるみ(スワドル)を季節によって選ぶ
4. おくるみ(スワドル)の活用方法
4-1. おくるみを日除けとして使う方法
4-2. おくるみをシーツとして使う方法
4-3. おくるみを授乳ケープとして使う方法
4-4. おくるみをタオルとして使う方法
4-5. おくるみをベビーカーのひざ掛けとして使う方法
まとめ
1.おくるみ(スワドル)とは
友人や同僚、親戚や家族の出産祝いに、もはや定番となっているおくるみ(スワドル)
もしかしたら出産準備をしていて、初めておくるみ(スワドル)という単語を聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。
おくるみ(スワドル)とは一体どんなものなのでしょうか?
どうやって使うものなのか、何枚必要なのか、そんな疑問にお答えします。
1-1.おくるみ(スワドル)ってどんなもの?
おくるみ(スワドル)とは、もともとはまだ首がすわらない新生児と低月齢の赤ちゃんを包む防寒着のことをさしていました。
英語ではおくるみのことを「swaddle(スワドル)」と呼ぶので、日本でも「スワドル」と呼ぶ方が増えてきました。
ベビー用品店では「アフガン」と記載されていることも多く、様々な呼称があるので混乱してしまいがちですね。
最近では「おくるみ(スワドル)」と言うと、画像のような薄手のガーゼ素材や、コットン素材のものをイメージする方が多いと思います。
ウィムジーフローラルマスタードスワドル
形は正方形や長方形のものが一般的ですが、中には頭を包み込むように帽子が付いているものなどもあります。
1-2.赤ちゃんに安心感を与えるアイテムとして使える
おくるみ(スワドル)を使うと、まだふにゃふにゃとしている新生児期の赤ちゃんの抱っこがしやすくなります。
おくるみ(スワドル)で手足がすっぽり包まれることによって、赤ちゃんに胎内にいたときのような安心感をもたたすことができるようです。
1-3.寝かしつけアイテムとして使える
おくるみ(スワドル)を使用すると、モロー反射によって目を覚ましづらくなります。
話題になったジーナ式の赤ちゃんの寝かしつけ本でも、赤ちゃんが自分で寝ることができるようになるための方法として、おくるみ(スワドル)の使用を推奨しています。
「モロー反射」とは、腕を広げ、手足がビクッとなり、何かにしがみつくように見える仕草のことです。
これにより赤ちゃんはせっかく寝ていたのに目を覚まして泣いてしまいます。
この「モロー反射」に有効なのがまさにおくるみ(スワドル)なんです。
モロー反射を防ぐには、ママが抱っこしていたり、何かで包み込んだりする方法が有効です。
ずっと抱っこしてあげていたいのはヤマヤマですが、ママだって寝なければ体力が持ちませんよね。産後は頻繁な授乳や会陰の痛みで、タダでさえママは寝不足。
そんな時にぜひおすすめしたいのがおくるみ(スワドル)を使った「おひな巻き」です。
ガーデンフローラルシーフォームスワドル
おくるみ(スワドル)でしっかりと包んであげると、赤ちゃんがモロー反射で目を覚ますのを防ぐことができます。
1-4.体温調節の保護として使える
生まれたばかりの赤ちゃんは、体温調節機能が未熟で、気温と一緒に体温が上下してしまうそうです。
室温が高すぎたり、衣類や寝具で覆われすぎていると、熱がこもって体温が上がってしまいますし、逆に寒さにさらされると体温は下がってしまいます。
こういった体温調節の機能は、生まれてから少しずつ育っていきます。
特に生後1年未満の赤ちゃんは、大人が十分に気づかってあげなければなりません。
一般的には、手足が冷たくても、お腹や背中に手を入れて温もりがあるようなら、赤ちゃんは快適な状態にあると判断してよいとされています。
赤ちゃんをおくるみ(スワドル)で包み込むことで、体温調節が苦手な赤ちゃんをしっかりと保温してあげることができます。
1-5.おくるみ(スワドル)って何枚必要?
おくるみの必要枚数について、ママたちの意見はさまざま。
「1枚持っているけど、あまり使っていない」という方もいれば、「毎日使っているから洗い替えを考えて3枚持っている」という方も。
筆者はとにかくあらゆるシーンでおくるみ(スワドル)を活用していたので、10枚以上持っています。
その内訳は、
■一枚布タイプ 5枚
■マジックテープタイプ 1枚
■手足カバータイプ 1枚
■パイル地フード付きタイプ 3枚
です。
ただし、この中で活用したのは一枚布タイプ5枚のみです。
他のタイプを活用できなかった理由として、以下の理由があります。
■マジックテープタイプ→マジックテープを取り外す際の大きな音で赤ちゃんが起きた。
■手足カバータイプ→退院時の1度きりしか使わなかった。
■パイル地フード付きタイプ→バスタオルで良かった
もし寝かしつけにジーナ式のネントレをしようと考えているのなら、一枚布タイプを2枚以上持っておくことをおすすめします。
赤ちゃんはしょっちゅう吐き戻しをするので、洗い替えが必要だからです。
1-6.多用途に使える
寝かしつけアイテムとして使用する時期が終わっても、おくるみ(スワドル)はその後長く使用することができます。
具体的には、ブランケット、お風呂上がりのタオル代わり、ベビーカーの日除け、抱っこ紐ケープ、ベビー布団のシーツなどに使うことができます。
新生児期を過ぎても様々な用途で使えるため、買って無駄になることはありません。
2. おくるみ(スワドル)の使用期間
おくるみ(スワドル)はいつからいつまで使えるものなのでしょうか?
出産前の準備リストの中に、必ずといっていいほど記載があるおくるみ(スワドル)ですが、それはなぜなのか、その理由を説明したいと思います。
2-1. おくるみ(スワドル)の使用開始時期
おくるみ(スワドル)の使用開始時期は、生まれてすぐの新生児期から。寝かしつけの本でも、おくるみ(スワドル)の使用開始は早ければ早いほど成果が出やすいとされており、産院に持ち込んでおくるみ(スワドル)の使用に慣らす方もいらっしゃいます。
そのため、寝かしつけのアイテムとしておくるみ(スワドル)を使用したいなと考えている方は、出産前から準備しておくことをおすすめします。
2-2. おくるみ(スワドル)はいつまで使うのか
おくるみの卒業時期は、短いと「生後3〜4ヶ月」、長いと3歳頃まで使っている方もいます。
ガーデンフローラルピンクローズスワドル
ガーデンフローラルシーフォームスワドル
おくるみ(スワドル)は、上の画像のように赤ちゃんを包み込むような使い方は、生まれてすぐから首がすわる生後3〜4ヶ月頃までの使用が適切とされています。
これは、生後3〜4ヶ月頃になると赤ちゃんの手の動きも活発になり、巻かれている状態から抜け出そうとする子が出てくるためです。
また、赤ちゃんが動くことによって、勢いで寝返りをしてしまったりすると、窒息の危険も出てくるためです。
2-3. 生後3〜4ヶ月を過ぎたら使えないの?
寝かしつけアイテムとして使用する時期が終わっても、おくるみ(スワドル)はその後長く使用することができます。
具体的には、ブランケット、お風呂上がりのタオル代わり、ベビーカーの日除け、抱っこ紐ケープ、ベビー布団のシーツなどなど。
私の息子は、おくるみ(スワドル)のふわふわとした触り心地が大好きで、3歳頃まで、おくるみ(スワドル)が精神を安定させてくれるリラックスアイテムになっていました。
3. おくるみ(スワドル)の選び方
おくるみ(スワドル)は、生まれてすぐの赤ちゃんにも使用できるアイテム。
そのため、素材にこだわったものが数多くのメーカーから販売されています。
素材だけでなく、形や大きさも様々。それに加え、最近ではおくるみ(スワドル)の専門店が登場するほど、デザイン性も高くなってきています。
そんな数多くのおくるみ(スワドル)。一体どれを購入すればよいのか迷ってしまいますよね。
ここからは、おくるみ(スワドル)の素材や選び方について説明していきたいと思います。
3-1. おくるみ(スワドル)を素材によって選ぶ
■ガーゼ素材のおくるみ(スワドル)
ガーゼとは、甘くねじり合わせた糸を粗めに平織り(タテの糸とヨコの糸が1本ずつ垂直に交わるように織る方法)した後、素材が持つ天然の色を抜いて真っ白にし、ソフトに仕上げた生地のことを言います。
主に絹・綿・麻の天然素材が使われ、化学繊維にはない柔らかさがあります。
柔らかいので、肌への刺激が少ないのが大きな特徴です。
空気をまとっているような軽さが魅力で、高い吸水性を持っています。
また、折り目が粗い分、通気性にも優れているので、汗を吸収してもベトベトせず、快適に使うことができます。
速乾性に優れているので、簡単に乾きます。
涼しいイメージがあるガーゼですが、内側に空気を含む層があるので、体から発する熱を逃さず、寒い時期にも暖かく使うことができます。
■モスリンコットン素材のおくるみ(スワドル)
まず、「モスリン」とは、木綿や、羊毛などの梳毛糸(そもうし=5cm以上の長くて上質な羊毛を使用し、織物を作る工程の中で、毛を梳くように直線状に引き延ばしたのち、ねじり合わせて作った糸)を、平織(タテの糸とヨコの糸が1本ずつ垂直に交わるように織る方法)にした薄地の織物の総称です。
おそらく皆さんが布の名前だと思っている「モスリン」というのは、織り方の総称のことであって、布の名前では無いのです。
けれど「モスリンおくるみ」という名称で販売されているおくるみ(スワドル)も存在していますよね。
私は、「モスリン」という言葉について調べるうちに、赤ちゃん業界の「モスリン」というのは、本来の意味とは違って広がってしまっているのではないかと思いました。
「モスリン」は織り方の名称なのに、布の名前かのように広がってしまっているのです。
赤ちゃん業界の「モスリン」というのは、「薄手で、ガーゼよりは織り目の細かい平織りのコットン素材の布」というような認識で販売されているようです。
そして、モスリンコットンとガーゼの違いがなんだか分からないという方が多いのではないでしょうか?
簡単にまとめると、モスリンコットンとガーゼの違いは以下のような違いなのだと思います。
ガーゼ → 素材は絹・綿・麻など。織り方は粗めの平織り
モスリンコットン → 素材は綿で薄手。織り方はガーゼより細かい平織り
ということになると思います。
※あくまで赤ちゃん業界の解釈ですのでご注意ください。
■コットン素材のおくるみ(スワドル)
コットンは、夏は通気性・吸湿性に優れていてサラサラ、冬は保温性があり暖かく、オールシーズン使うことができます。
コットン繊維の中心部は、空洞になっています。
そのため、夏は風の通り道ができて通気性がよく、さらに汗を吸収して放出するときに気化熱が発生し、温度を下げるという性質があるため、涼しく感じます。
それとは逆に、冬は上着を着ることで熱が放出されにくくなり、体温を外に逃がさず空気の層となって留まるため、温かさを保ってくれます。
そしてコットンの最大の魅力は、肌を包んでくれるような、ふんわりとした柔らかな肌ざわり。コットン繊維の毛先は丸みがあるので引っかかりが少なく、肌への刺激がほとんどありません。
また、2~3年以上農薬や化学肥料の厳しい基準を守って育てられた綿花を「オーガニックコットン」と呼びます。
土壌や地下水を汚染することなく、農家の方も健康的に綿花を育てられるため、地球にも人にも優しい天然素材です。
そんなオーガニックコットンですが、実は収穫されるコットンそのものは、普通のコットンと変わりはないそうです。
■バンブー素材のおくるみ(スワドル)
バンブー生地とは、その名の通り「竹」を使用した素材です。
スワドルに使用されているのは、いわゆる「バンブーレーヨン」と呼ばれる合成繊維。
コットンとは対象的に、まるでシルクのようなさらりとしたなめらかな感触がします。
コットンの1.7倍の吸放湿性を誇るバンブーレーヨンは、素早く水を吸い、乾きやすい性質があります。
触った時に少しひんやりとした触感があり、ベタつかない使い心地です。
竹は2~3年のサイクルで成長を繰り返す植物ですので、伐採しても自然環境のバランスにはほとんど影響がなく、植物由来の循環型資源として注目されていました。
しかし、現在ではバンブーレーヨンには環境への影響が疑問視される声も出てきています。
バンブーレーヨンは、レーヨンと同じ製法の化学繊維で、原料となる竹を溶かして、化学物質と反応させて糸状に形成して人工的に作られます。
そんな背景から、バンブー(竹)繊維は、一時は環境にやさしい繊維として広く普及したものの、現在は米連邦取引委員会から商品の表記方法などが厳しく規制されているようです。
■パイル素材のおくるみ(スワドル)
パイルとは、生地の片面、もしくは両面に「丸いループ状の糸」が織り出してある生地のことをいいます。
タオル生地がもっとも有名で、ふわふわとした独特の弾力性があり、正しく洗濯をすれば、ふんわり感がすぐに失われる事はありません。
普通のタオルと同様に、長く気持ちよく使うことができます。
パイル素材は平面的な織物にくらべて表面積が広いため、吸水性が高いのも大きな特徴です。
また、厚地でも比較的軽いというのもパイル素材の特徴のひとつです。
フリースとは、石油が原料の「PET(ポリエチレンテレフタラート)」を使用した、ポリエステルの起毛素材のことをいいます。
ペットボトルをリサイクルした素材もありますが、価格が高いため、現在流通しているフリースのほとんどは石油から作られたものです。
アクリルを使用した安価なフリースもありますが、アクリルは繊維に機能性を後付する加工ができません。強度・保温性・撥水性などあらゆる面で、ポリエステルの方が優れた素材になっています。
フリースの一番の特徴は、保温性の高さです。
起毛素材は繊維と繊維の間に空気の層ができるため、体から出る熱を逃さず、外からの冷たい空気も遮断してくれます。
そのため、毛足の長いフリースの方がより保温性に優れています。
フリースは通気性に優れているため、水分を吸ってもすぐに乾きます。
洗濯後の乾燥はもちろん、汗の発散も早く、春・秋はアウター、冬はインナーとして重宝する素材です。
フリースは水に強く、速乾性にも優れているため、洗濯機で洗うことができます。また、シワにもなりにくい素材なので、基本的にはアイロンがけが不要で、気軽に使うことができます。
3-2. おくるみ(スワドル)を形によって選ぶ
■一枚布タイプのおくるみ(スワドル)
出典:Anliette
使い勝手がよく、最も人気のある形は、一枚布タイプのおくるみ(スワドル)です。
大判の正方形や長方形などシンプルな形で、おくるみ以外の使い方がたくさんできます。
また、基本的なおくるみの巻き方はもちろん、おひな巻きや半ぐるみなど、さまざまな巻き方ができるのが特徴です。
■フードタイプのおくるみ(スワドル)
出典:Amazon
赤ちゃんの頭も保護できるように、フードがついているタイプのおくるみ(スワドル)です。
赤ちゃんは生まれてから1歳半頃まで頭が柔らかく、髪の毛もかわいそうなくらい薄いです。
フード付きタイプのおくるみ(スワドル)は、頭を優しく包み、寒さも和らげます。
そして、フード付きのおくるみ(スワドル)は沐浴後のバスタオルとしても使用可能。
寒そうな頭をサッと拭いてあげることができるので、赤ちゃんの湯冷めを予防します。
■手・足カバータイプのおくるみ(スワドル)
出典:Amazon
赤ちゃんが手足を動かしてもはだけにくいのが、手足カバー付きタイプのおくるみ(スワドル)です。自然と手足がおくるみ(スワドル)の中に入るので、抱っこしやすくなるのが特徴です。また、手足カバー付きタイプのおくるみ(スワドル)は防寒対策として使うことができるので、赤ちゃんの退院の際に使用するママも多いです。秋冬のおでかけ時に赤ちゃんの体が冷えるのを予防します。
■ファスナー、マジックテープタイプのおくるみ(スワドル)
出典:Amazon
ファスナーやマジックテープで赤ちゃんを包む、固定タイプのおくるみ(スワドル)です。
「寝かしつけ専用で使いたい」「おくるみを巻くのは大変そう」「手軽に使いたい」と考える方におすすめです。
おくるみの上に赤ちゃんを寝かせて包み、ファスナーやボタンなどで固定します。
手順が少なく、短時間で装着できるのが魅力です。
このタイプは赤ちゃんの「モロー反射」を防ぐための、おくるみ専用として作られたものがほとんど。
しっかりと赤ちゃんを包めるので、モロー反射に驚き起きてしまうのを予防します。
おくるみ専用として作られているタイプのものは、他の用途に使うのが難しいので注意しましょう。
個人的におすすめなのは、マジックテープよりもファスナータイプです。
マジックテープタイプは装着時や外す時に「ベリッ」とかなり大きな音がします。
そのあまりの音の大きさに、赤ちゃんが驚いて泣いてしまった経験があります。
3-3. おくるみ(スワドル)を季節によって選ぶ
■春・夏におすすめのおくるみ(スワドル)
春・夏に使うなら、ガーゼ素材やコットン素材、モスリンコットン素材、バンブー素材のおくるみ(スワドル)がおすすめです。
汗をかく時期ですので、薄手の吸水性や速乾性に優れた素材を選びましょう。
■秋・冬におすすめのおくるみ(スワドル)
秋・冬に使うなら、ガーゼ素材やコットン素材、モスリンコットン素材、パイル素材、フリース素材のおくるみ(スワドル)がおすすめです。
寝かしつけのおひな巻きとして使用するのなら、ガーゼ素材やコットン素材を選びましょう。
フリース素材のおくるみ(スワドル)でおひな巻きをしてしまうと、熱がこもり寝苦しかったり、あせもの原因になってしまうこともあります。
冬の外出に使用するのなら、フリース素材などの温かい素材を選びましょう。
■一年中使えるおくるみ(スワドル)
一年を通して使えるのは、ガーゼ素材やモスリンコットン素材、コットン素材、パイル素材のおくるみ(スワドル)です。
4. おくるみ(スワドル)の活用方法
おくるみ(スワドル)は、赤ちゃんを包む以外にもたくさんの活用方法があります。
寝かしつけアイテムとして使用する時期が終わっても様々な用途で使えるため、買って無駄になることはありません。
おくるみ(スワドル)をおしゃれに使いこなしている例をいくつか紹介します!
4-1. おくるみを日除けとして使う方法
春・夏の日差しが強い日に抱っこ紐で出かける時、赤ちゃんの手足が日光にさらされるのはちょっとかわいそうだと思いませんか?
そんな時は、抱っこ紐の上からさっと赤ちゃんを包んで、ママの首の後ろでおくるみ(スワドル)を結べば、即席の日除けケープにできます。抱っこ紐用のクリップ等も販売されているので、活用してみてもいいかもしれません
4-2. おくるみをシーツとして使う方法
デイジーセージグリーンスワドル
赤ちゃんが生まれると、とにかくかわいくてスマホの写真フォルダが赤ちゃんの写真で埋め尽くされていきますよね。
かわいいおくるみ(スワドル)をサッと敷いて写真の背景にすると、さらにかわいい写真を残すことができますよ。
最近ではこのためにおくるみ(スワドル)を複数枚購入するママもいるくらいです。
4-3. おくるみを授乳ケープとして使う方法
大判のおくるみ(スワドル)は授乳ケープとして使用することができます。
ママの首の後ろでサッと結んだり、クリップを使用して自分の好きな位置で留めるのもおすすめです。
4-4. おくるみをタオルとして使う方法
柔らかいガーゼやコットン素材、パイル素材のおくるみ(スワドル)は、沐浴後のタオルとして使うことができます。
乾きやすく、洗うほどにふわふわになるおくるみ(スワドル)は、タオル代わりにおすすめです。
4-5. おくるみをベビーカーのひざ掛けとして使う方法
私はおくるみ(スワドル)を一つ、常にベビーカーの荷物入れに入れていました。日差しが強い時は日除けとして、風が強い時は風よけとして、夏は虫よけとして、少し肌寒い時は防寒具として、季節を問わず、ベビーカーに乗せている時に使っていました。
ベビーカー用のクリップをセットしておくと、すぐにセットすることができるので便利です。
まとめ
私が思いつく限り、おくるみ(スワドル)についてとことん書いてみました。参考になりましたか?
この記事を目にした人が、おくるみ(スワドル)の魅力に気づいてくれたら嬉しいなと思っています。